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J-GLOBAL ID：201202246342830176   整理番号：12A0599606

蛍光X線分析法による寒天電解質中の金属イオンの拡散係数の測定

Diffusion Coefficients of Metal Ions in Agar Electrolyte Measured by Fluorescence X-Ray Spectroscopy

著者 (2件)： 服部英喜 (福岡教大) ,  原田雅章 (福岡教大)
資料名： X線分析の進歩  (X線工業分析)
巻： 43  ページ： 303-308  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： Z0547B  ISSN： 0911-7806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 寒天電解質を使用して金属塩水溶液の拡散実験を行った。寒天電解質中を移動する銅イオンを微小部蛍光X線分析法により観察した。その結果から拡散方程式を用いて,銅イオンの拡散係数を測定した。また,寒天電解質の組成を変えて観察を行い,得られた拡散係数の値について考察した。寒天濃度の増加および電解質濃度の増加にともない,拡散係数はいずれも減少した。得られた拡散係数の値は,Nernst-Hartleyの関係式を用いた計算結果との比較から,妥当な値だと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *蛍光X線分析 ,  *寒天 ,  *電解質溶液 ,  *金属イオン ,  *拡散係数 ,  *計測 ,  銅化合物 ,  化学組成 ,  濃度依存性 ,  式 ,  Hartley変換
準シソーラス用語： Nernst式 ,  *電解質水溶液 ,  銅イオン

分類 (4件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  分光分析  (CC03012W) ,  液体の輸送現象一般  (BL06011A) ,  電解質水溶液  (CB05020K)

引用文献 (7件)：

• 1) 山本英喜, 原田雅章:X線分析の進歩, 42, 207(2011).
• 2) 竹中正幸, 中島哲夫, 古谷 力:“植物組成培養の技術”, p.8(1983), (朝倉書店).
• 3) H. S. Carslaw and J. C. Jaeger:“Conduction of heat in solids”, (1986), (Oxford).
• 4) N. S. Rajurkar and N. A. Gokarn: J. Molecular Liquids, 122, 49-54 (2005).
• 5) 玉虫伶太:“電気化学”, pp.48, 70-72(1991), (東京化学同人).

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛍光X線分析法 ,  寒天 ,  電解質 ,  金属イオン ,  拡散係数