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J-GLOBAL ID:201202246344972350   整理番号:12A0862520

DNA二重鎖切断部位の5’→3’プロセッシングにおけるMRE11の機能分析

Analysis of MRE11’s function in the 5′→3′ processing of DNA double-strand breaks
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資料名:
巻: 40  号: 10  ページ: 4496-4506  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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遺伝毒性物質で誘導される多くのDNA損傷の中で,DNA二重鎖切断(DSBs)が細胞にとってはもっとも有害である。真核生物では数種の修復経路が知られているが,DSBsの3’一本鎖テイルへの切除が相同性依存性修復経路の第一歩である。このプロセスの主要機能物質がMRE11-RAD50-NBS1(MRN)複合体であるが,この複合体の5’鎖切除過程への機構は未知の部分が多い。本論文は,Xenopus卵抽出物系を用いる5’鎖切除におけるMRE11の反応機構的役割に関する。この系でMRE11を欠乏させると,5’末端の最初にあるヌクレオチドでさえその5’切除が阻害されることを見出した。XenopusのCtIP蛋白質欠乏も同じく5’切断を阻害するが,この阻害は過剰なMRN複合体の存在により軽減される。MRE11とCtIPの両者は3’-ss-テイルを担持するDNAには効果がないことから,これら両者は切除の開始段階のみに必要であり,切除のその後の段階には関与しないことが考えられる。最後に精製蛋白質を用いて,MRNが切除のWRN-DNA2-RPA経路とEXO1経路の両者を刺激する可能性を示した。
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  細胞分裂・増殖 
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