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J-GLOBAL ID:201202246351791353   整理番号:12A0723750

ヒトFcγ受容体II(CD32)ペプチドで処置したMRL/lprマウスにおける生存増加と腎損傷の減少

Increased survival and reduced renal injury in MRL/lpr mice treated with a human Fcγ receptor II (CD32) peptide
著者 (14件):
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巻: 136  号:ページ: 46-53  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全身性エリテマトーデス(SLE)は多くの器官に影響する多系統の慢性炎症性疾患である。腎組織においては,沈着した免疫複合体とマクロファージとの相互作用が糸球体腎炎を引き起こす免疫応答をトリガーすると考えられており,この相互作用の阻害が腎疾患を軽減しうることがマウスモデルで証明されている。これに関与するヒトFcγ受容体II(huFcγRII)の膜近位の細胞外ドメイン(EC2)由来の6種のペプチドが合成され,その1のhuFcγRII6ペプチドがIgG結合の競合阻害物質であることが示された。本研究は,メスのMRL/lprマウスにhuFcγRII6ペプチドまたは対照物質を皮下投与し,7から36週間後の各群の生存率とタンパク尿を比較しin vivoにおけるhuFcγRII6の治療効果の可能性を調査した。腎臓の病理組織学解析の結果,huFcγRII6投与群における免疫複合体沈着の減少と構造維持が示された。このような機能性ペプチドは疾患の実験モデルにおけるIgG-FcγR相互作用の役割を試験するために有用であることが証明され,自己免疫性疾患を治療するためのFcRを標的とした薬剤の開発に提供されるかもしれない。
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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