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J-GLOBAL ID:201202246388493107   整理番号:12A0334571

クリッピング,あるいは,ヤガ科のSpodoptera eridaniaによる食害後のキョウチクトウ(Nerium oleander)の間接的な葉の光合成,および,集光性低下:傷に対する感受性

Nerium oleander indirect leaf photosynthesis and light harvesting reductions after clipping injury or Spodoptera eridania herbivory: High sensitivity to injury
著者 (1件):
資料名:
巻: 185-186  ページ: 218-226  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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昆虫に食害を受け,傷ついた葉では,間接的に光合成速度(Pn)応答に変化が生じる。損傷後の間接的なPn低下に影響するファクターを明らかにすることは重要である。キョウチクトウ(Nerium oleander L.(キョウチクトウ科)のクリッピングまたはSpodoptera eridania Stoll(Noctuidae)食害による損傷の程度(葉の組織損傷%)に関連するガス交換とクロロフィルaの蛍光パラメータとの関係について検討した。2つの実験の結果,損傷の程度が増加するに従って,細胞間[CO2]の増加が認められたが,Pnと気孔伝導度は低下し,非気孔的なPn制限が見られた。また,損傷後3日間Pn回復は不完全であった。葉の損傷によるネガティブな指数関数的Pn損傷機能に関する初めての報告であり,キョウチクトウは間接的なPn損傷に対し感受性が高いことが分かった。損傷による,他のガス交換およびクロロフィルaの蛍光パラメータ間のネガティブな関係が明らかとなった。吸光障害の程度は損傷の強さによって増加した。(1)光化学物質効率は,反応中心からPSIIまで,低エネルギー移動効率を示した,(2)光化学物質のクエンチングは反応中心の閉鎖を示した,3)電子伝達率はPSII中の移動エネルギーより小さかった。将来さらに損傷後のキョウチクトウに間接的な葉のPn低下を生じさせるメカニズム(葉肉コンダクタンス,カーボン固定およびカルダノリド誘導)を検討する必要があろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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