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J-GLOBAL ID：201202246399012488   整理番号：12A1009593

山岳トンネルの脚部補強技術『NT-Support』の開発

著者 (4件)： 山下雅之 (西松建設) ,  石山宏二 (西松建設) ,  亀谷英樹 (西松建設) ,  蔭山武志 (西松建設)
資料名： 西松建設技報(CD-ROM)  (Nishimatsu Technical Research Report (CD-ROM))
巻： 35  ページ： SHOROKU,YAMASHITA  発行年： 2012年06月10日 
JST資料番号： S0986B  ISSN： 0285-3450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネルの脚部補強工としては,鋼製支保工の支持面積を増加させて地盤に作用する荷重を分散させるウイングリブ方式などが従来技術として挙げられる。しかし,この方式ではトンネル脚部の左右の地山を拡幅する必要があるため,施工の安全性や作業性が問題となることがある。そこで今回,従来技術の作業性・安全性や運用性を改善し,汎用性が高く,かつ,経済的な脚部補強技術「NT-Support」を開発し,現場適用実験や数値計算による検討から以下のような知見が得られた。(適用性)通常の支保工設置とほぼ同等の作業性を有し,地山状況に応じた段階的な脚部補強が可能。(沈下抑制効果)サイドパイルを使用しない場合でも,補強なしに比べて70%程度に沈下量を抑制できる。(従来比較)サイドパイルを組合せで,余掘なしにウイングリブとほぼ同等のコストで同程度の沈下抑制効果。(著者抄録)

シソーラス用語： *山岳トンネル ,  *補強工事 ,  数値計算 ,  *支保工 ,  *トンネル掘削 ,  現場試験 ,  抑制 ,  鋼構造
準シソーラス用語： 沈下抑制

分類 (1件)： ずり処理,支保工,覆工  (RC05040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 山岳トンネル ,  脚部 ,  補強 ,  開発