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J-GLOBAL ID：201202246432156628   整理番号：12A0869471

エポキシ複合材料の伝導的と機械的性質を変化させるためのグリシドキシシランによる炭素ナノ繊維の表面改質

Surface modification of carbon nanofibers by glycidoxysilane for altering the conductive and mechanical properties of epoxy composites

著者 (2件)： NIE Yaru (BAM Federal Inst. for Materials Res. and Testing, D-12203 Berlin, DEU) ,  HUEBERT Thomas (BAM Federal Inst. for Materials Res. and Testing, D-12203 Berlin, DEU)
資料名： Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing  (Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing)
巻： 43  号： 8  ページ： 1357-1364  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： E0231D  ISSN： 1359-835X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノ繊維(CNFs)を3-グリシドキシプロピルトリメトキシシランで官能化しエポキシ樹脂中に分散した。CNFsの化学改質をFTIR,SEM,EDXおよびTGA測定で確認した。シラン化後,FTIRはエポキシ環の存在を示した;EDXはSi元素を検出した;一方,TGAはCNFs上に1.1wt%のSiを示した。機械的性質をDMAで分析した。正味のマトリックスに比べてシラン化CNFs/エポキシ複合材料はマトリックス中のCNFsの分散の改良と約20%の貯蔵弾性率の増加を示し,それはCNFsの改質が充填剤とマトリックスの間の接着を改良することを示した。シラン被覆のためにCNFsに比べてCNFsのDC電気伝導率は約7倍小さくなった。従ってCNFsを含むものよりシラン化CNFsを含む複合材料は小さな電気伝導率を有した。電気伝導率の減少にも関わらずシラン化CNFs/エポキシ複合材料の熱伝導率はCNFsの表面改質のために増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 炭素繊維 ,  *表面改質 ,  *繊維強化プラスチック ,  エポキシ樹脂 ,  動的機械分析 ,  動弾性係数 ,  電気伝導率 ,  熱伝導率 ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： 炭素ナノ繊維

分類 (2件)： 繊維改質  (YM02050Z) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (1件)： 3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (5件)： 複合材料 ,  伝導 ,  機械的性質 ,  炭素ナノ繊維 ,  表面改質