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J-GLOBAL ID：201202246463687850   整理番号：12A0259904

軸受における転がり接触疲れ:多重スケールの概要

Rolling contact fatigue in bearings: multiscale overview

著者 (3件)： KANG J-H. (Univ. Chambridge, Chambridge, GBR) ,  HOSSEINKHANI B. (SKF Engineering and Res. Center, Niewegein, NLD) ,  RIVERA-DIAZ-DEL-C. P. E. J. (Univ. Chambridge, Chambridge, GBR)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 28  号： 1  ページ： 44-49  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸受における転がり接触疲れは,長く認識された課題で,技術において影響が大きい。様々な規模で現象があるため,問題は複雑である。剥離と孔食は,圧延表面下に生じるミクロ組織変化の現われである。白色エッチング帯,面積,DERは,通常析出fractioning,溶解,再析出,転位回復,再結晶と関連している。このような変化の多くは,数ナノメータ規模で発生するだけだが,数ミリメータの成長する亀裂が生じる。現象のペースは,接触圧,温度,サイクル数,初期ミクロ組織の性質で決定される。熱力学ベースモデルは,このような現象全てと結びつくことができる。電子レベルで決定した基本的活性化エネルギーを抽出し,ナノメータ規模で界面移動性を推定し,全体的ミクロ組織速度を決定して,転がり接触疲れの現象学を定量的に記述することができる。実験技術の範囲は,モデルの修正に役立つ。軸受寿命を上げる究極の目的は,様々な規模でモデリングと実験を調和して組み合わせることで,今では実現可能な願いである。

シソーラス用語： *疲れ ,  モデリング ,  *軸受鋼 ,  剥離 ,  孔食 ,  再結晶 ,  析出 ,  活性化エネルギー ,  軸受 ,  金属組織 ,  圧延 ,  速度論
準シソーラス用語： 組織制御 ,  多重スケールモデリング ,  *転がり接触疲れ

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 軸受 ,  転がり接触疲れ ,  多重スケール ,  概要