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J-GLOBAL ID:201202246563201211   整理番号:12A0216103

ウサギにおいて急性心筋虚血/再灌流を伴う脂質過酸化に関するレミフェンタニル前処置の効果

Effect of remifentanil pretreatment on lipid peroxidation foUowing acute myocardial ischemia/reperfusion in rabbits
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号: 10  ページ: 1204-1207  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2329A  ISSN: 0254-1416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ウサギにおいて急性心筋虚血/再灌流(I/R)を伴う脂質過酸化に関するレミフェンタニル前処置の効果を調査する。【方法】体重1.5-2.5kgの雄・雌両方の40匹の健康な成熟したウサギを,5つの群(各々n=8)に無作為に割り付けた。対照群(I群);I/R群(II群);モルヒネ前処置+I/R群(III群)。レミフェンタニル群(IV群)およびレミフェンタニル前処置+I/R(V群)。ウサギに2%のペントバルビタール45mg/kgを腹腔内投与して麻酔を施し,気管挿管後機械的に換気した。P_(ET)CO_2は,35-45mmHgの間に維持した。II群,III群およびV群において,心筋I/Rは群Iにおいて群II,IIIとVでピツイトリン2.5u/kgを静注して心筋I/Rを誘発した。I群およびIV群において,生理食塩水0.3ml/kgをピツイトリンの代わりに静注した。III群において,ピツイトリン静注の30分前モルヒネ3.3mg/kgを静注した。IV群およびV群では,生理食塩水とピツイトリンを静注する前に30分の間3.3μg kg(-1)min(-1)でレミフェンタニルを注入した。血清cTnl濃度を測定するためピツイトリン静注の24時間後と48時間後に血液サンプルを採取した。鏡検とSOD活性およびMDA内容物を判定するため血液サンプリングのT_3後に心筋標本を採取した。【結果】I群と比較してU群では,静脈内ピツイトリン2.5u/kgは有意に血清cTnl濃度および心筋MDA内容物を上昇させ心筋活性を減少させた。モルヒネまたはレミフェンタニル前処置は,有意に上記の心筋I/R-誘発変化を減弱した。鏡検では,心筋組織損傷が群IIと比較して群Vで改善されることを示した。【結論】レミフェンタニル前処置は,脂質過酸化を抑制することにより急性心筋虚血性傷害を軽減することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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