抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ゲルマニウム(001)基板上のコバルトのいくつかの単分子層の堆積は,上部が平坦と尖った2種類のクラスターの形成をもたらす。走査トンネル分光法とヘリウムイオン顕微鏡測定により,これらのナノ結晶はコバルトを含むことがわかった。サイズの関数としての上部が平坦と尖ったナノ結晶の形状の進化を,走査トンネル顕微鏡で調査した。小さいサイズに対して,ナノ結晶はコンパクトである。しかし,臨界サイズ超で,尖ったナノ結晶は細長い形状を示すが,上部平坦なナノ結晶は,コンパクトなままである。尖ったナノ結晶の形状転移が,界面と歪みエネルギー間の競争によって引き起こされる。小さいサイズでは界面エネルギーが,尖ったナノ結晶の周辺部の最小化につながる支配的な項目であるが,大きいサイズでは歪みエネルギーが,周辺部の最大化をもたらして勝つ。上部平坦なナノ結晶のファセット面において,約1nm
2の小さな正方形ユニットから成る一次元構造が観察される。これらの正方形ユニットは,室温で動的であることが,時間分解走査トンネル顕微鏡測定で分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.