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J-GLOBAL ID:201202246615625171   整理番号:12A1018105

生態学的複雑性のモデルから入れ子構造を分離する

Disentangling nestedness from models of ecological complexity
著者 (3件):
資料名:
巻: 487  号: 7406  ページ: 227-230  発行年: 2012年07月12日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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相互作用の複雑なネットワークは普遍的なものであり,多数の種が互いに負の相互作用(競争や捕食など)および正の相互作用(相利共生など)を繰り広げる生態学的群集では,こうしたネットワークが特に重要である。相利共生的な生態学的ネットワークにおける入れ子構造とは,相利共生相手の少ない種(スペシャリスト)が一群の種と相互作用し,それらの種がさらに相利共生相手の多い種(ジェネラリスト)と相互作用する傾向のことである。最近の数理計算解析では,そのような入れ子構造が種の豊富さを増大させることが示唆されている。既存の研究成果を検討し,相利共生的な植物-花粉媒介者ネットワークの実験データセット59組に計算的方法を用いることにより,我々はその説が誤りであることを明らかにした。それよりも単純な「ある種が持つ相利共生的な相互作用の相手の数」という指標のほうが,個々の種の生存率,ひいては群集の持続性をより高精度で予測できる。入れ子構造は,相利共生群集における生物多様性の原因となる因子ではなく,よく見積もっても二次的な共変量にすぎない。複雑なネットワークの分析では,複数の高次ネットワーク特性を促進させる,より単純で基本的な機構の分析も同時に行うべきである。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
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