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J-GLOBAL ID:201202246660894299   整理番号:12A1444869

シロアリ腸内のメタゲノムライブラリーからの新規な熱安定性β-グルコシダーゼの特性解析

Characterization of a novel thermostable β-glucosidase from a metagenomic library of termite gut
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 6-7  ページ: 319-324  発行年: 2012年12月10日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Globitermes sulphureusの腸のメタゲノムライブラリーの陽性のフォスミドクローンから同定された新規なβ-グルコシダーゼをコードする遺伝子bgl-gs1は,グリコシド加水分解酵素ファミリー1(GH1)に属する触媒ドメインを含む455アミノ酸のポリペプチドをコードしている。この遺伝子を大腸菌BL21(DE3)で発現させると,発現産物はSDS-PAGEで~51.7kDaの分子量を示した。精製された組換酵素Bgl-gs1のp-ニトロフェニル-β-D-グルコシド(pNPG)を基質とする活性に最適な温度およびpHは,それぞれ90°Cおよび6.0であった。pNPGおよびサリシンに対するBgl-gs1の比活性は,それぞれ110および14U/mg蛋白質であり,そのKm値は,それぞれ0.18および2.59mMであった。組換酵素を75°CおよびpH6.0で2時間インキュベーションした後のBgl-gs1の残存活性は70%以上維持され,90°Cでの半減期は4mM pNPGの存在下で約1時間であった。Bgl-gs1は真菌株Trichoderma reesei Rut-C30の粗酵素混合物またはT.reeseiのセロビオヒドロラーゼcbh1遺伝子とAcidothermus cellulolyticusのエンドグルカナーゼとから作成した融合蛋白質(TcE1)のどちらとも相乗効果を示し,微結晶性セルロースでは,加水分解効率はそれぞれ87および137%増加した。これらの結果は,耐熱性β-グルコシダーゼBgl-gs1は,産業的な応用にとって有望な候補であることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  微生物の生化学 
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