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J-GLOBAL ID：201202246675570724   整理番号：12A1167082

ストロンチウム(Sr)耐性Halomonas sp.によって誘発された炭酸塩沈殿に基づくSr汚染帯水層珪砂のバイオレメディエーション

Bioremediation of strontium (Sr) contaminated aquifer quartz sand based on carbonate precipitation induced by Sr resistant Halomonas sp.

著者 (3件)： ACHAL Varenyam (State Key Lab. of Desert and Oasis Ecology, Xinjiang Inst. of Ecology and Geography, Chinese Acad. of Sciences ...) ,  PAN Xiangliang (State Key Lab. of Desert and Oasis Ecology, Xinjiang Inst. of Ecology and Geography, Chinese Acad. of Sciences ...) ,  ZHANG Daoyong (Dep. of Chemical Engineering, National Taiwan Univ., Taipei 10617, Taiwan)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 89  号： 6  ページ： 764-768  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射性ストロンチウム(⁹⁰Sr)による帯水層又は堆積物の汚染は,大きな環境問題である。本研究では,微生物誘導方解石沈殿(MICP)を,帯水層珪砂からそのストロンチウム(Sr)修復の可能性について調べた。Sr耐性ウレアーゼ生成Halomonas sp.を,バイオレメディエーションでのその潜在的役割について特性化した。微生物株は帯水層珪砂の溶解交換性成分からSrの80%を除去した。X線回折は,バイオレメディエーションした試料の方解石-ストロンチウム石(SrCO₃)固相溶液と共に,方解石,バテライトと霰石を検出し,Srが方解石に組込まれたことを示した。エネルギー分散X線と組合せた走査電子顕微鏡で,修復でのMICPプロセスを確認した。本研究は,MICPが溶存Srを生物鉱物として隔離し,生態学的と環境に優しい観点からSrバイオレメディエーションに重要な役割を果たせることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 放射能汚染 ,  *放射能除染 ,  *ストロンチウム90 ,  帯水層 ,  珪砂 ,  炭酸塩 ,  *方解石 ,  *細菌 ,  耐性菌 ,  耐放射線性 ,  ウレアーゼ ,  X線回折 ,  霰石 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  *バイオレメディエーション ,  代謝
準シソーラス用語： *Halomonas ,  バテライト ,  走査電子顕微鏡-エネルギー分散X線分析 ,  微生物代謝

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

タイトルに関連する用語 (11件)： ストロンチウム ,  Sr ,  耐性 ,  Halomonas ,  誘発 ,  炭酸塩 ,  沈殿 ,  汚染 ,  帯水層 ,  珪砂 ,  バイオレメディエーション