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J-GLOBAL ID：201202246784443031   整理番号：12A0991618

化学プラントにおける高調波問題

Harmonic Problem in Chemical Industrial Plants.

著者 (1件)： 加戸良英 (旭化成)
資料名： 電気学会ものづくり研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MZK-12  号： 9-15  ページ： 21-26  発行年： 2012年06月08日 
JST資料番号： X0770B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内の製造工場で実際に経験した高調波と低圧系統との共振等のトラブルやPWMによる高次高調波共振のリスク等を電力系統解析の手法を活用して解決評価した事例を紹介した。三相混合ブリッジ方式の交流電力調整装置が生じる偶数次高調波が低圧配電系統に影響を与えた事例を特性解析の手法で示し対策としてサイリスタの制御方式を変更したと述べた。他励式変換器によって発生する転流ノッチの影響により周波数変換器の計測に誤差が生じた事例を示した。自励式周波数変換装置による高次高調波共振現象と低次の次数間高調波について述べ,誘導電動機のトルク脈動を計算例と解析結果により示した。プラント側の対応策として海外の規制値の取り込み等を示した。

シソーラス用語： *化学プラント ,  *高調波 ,  *電力品質 ,  法規制 ,  *電力系統 ,  電力需要 ,  利用者 ,  歪率 ,  回転機械 ,  周波数応答 ,  周波数変換器 ,  システム解析 ,  SVC【補償】
準シソーラス用語： 電力系統解析 ,  STATCOM【補償】

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (7件)：

• (1) Electric Technology Research Association No.63-3 :"Analysis Technology of Power System",(2007)電気協同研究第63巻第3号:「電力系統の解析技術」,(平成19年)
• (2) IEEE Std 519 "Recommended practices and requirements for harmonic control in electrical power systems", clause 10.3
• (3) T.Nakajima,H.Suzuki,K.Tenma,llyoda, "A Study for High-Order Harmonic Resonance Phenomena of Voltage Source Converter in Cable System", IEEJ Trans.B Vol.124 No.1,(2004)中島達人,鈴木宏和,天満耕司,伊与田功「自励式変換器一交流ケーブル系の高次高調波共振現象の検討」,電学論B,124巻第1号
• (4) T.Kojima,H.Kometani,M.Kawamura,R.Nakamura,H.Masuda, Y.Ohgashi, "An Air-gap Torque Calculation of IM using the Terminal Voltage and Current", IEEJ National Convention Record, (2010)小島鉄也,米谷晴之,川村光弘,中村利孝,増田博之,大柏芳弘,「誘導機の端子電圧・電流を用いた空隙トルクリップル演算法」,電気学会平成22年全国大会
• (5) IEEJ Technical Report No.891, "Analysis Technology of Transient Phenomena in Induction Machine",(2002)電気学会技術報告第891号,「誘導機の過渡現象解析技術」

タイトルに関連する用語 (2件)： 化学プラント ,  高調波