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J-GLOBAL ID:201202246785478432   整理番号:12A0887322

土壌の生物学的ならびに生化学的品質に関する飛灰と下水スラッジの同時適用の評価

Evaluation of the co-application of fly ash and sewage sludge on soil biological and biochemical quality
著者 (8件):
資料名:
巻: 33  号: 7/9  ページ: 897-905  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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下水スラッジ(SS)と飛灰(FA)の処分は広範囲な問題であり,これは環境の質に影響を及ぼす。FAはSSの金属利用能を減少させることにより,SSの農業部門での利用を可能にする。本研究では,灰とスラッジの混合物の利用可能性を評価する。実験では赤色土に流動床燃焼灰(FBCA),褐炭の飛灰(LFA),下水スラッジを混合し,評価を実施した。実験ではSSに対して0,10,30,50,100%のLFAあるいはFBCAを赤色土と1:1の割合で混合した土壌のpH,電気伝導度,窒素含有量を測定した。次に,前述と同じ条件で混合した2種類の土壌(LFA-SS混合土壌とFBCA-SS混合土壌)の実験開始直後,20日後,40日後,60日後のデヒドロゲナーゼ,カタラーゼ,ウレアーゼの各酵素活性を測定した。さらに同様な条件で微生物バイオマス濃度も測定した。測定値の主成分分析を行った結果,以下の結論を得た。土壌へのLFA-SS,FBCA-SSの添加は土壌のpHと電気伝導度を増加させた。土壌の上記酵素と微生物バイオマス濃度は飛灰の添加で増加したが,飛灰の用量が30%以上でデヒドロゲナーゼとウレアーゼが減少した。灰で改良されたスラッジを酸性の赤色土へ適用することは酵素活性を増加させ,亜鉛,コバルト,銅のような重金属の利用能を削減する。FAの量を多くすると,FA-SSの窒素栄養価を抑制する。微生物バイオマス濃度はFA-SS添加に起因する効果の高感度な土壌の指標である。pHと微生物バイオマス濃度の間の有意な正の相関はスラッジ安定化におけるpHの機能を補強する。しかしながら,FA-SSの農業分野での使用に関しては,微量金属の影響や現場を離れた影響について,更なる検討を必要とする。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
スラッジ処理・処分  ,  資源回収利用  ,  土壌管理 

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