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J-GLOBAL ID:201202246835041138   整理番号:12A0611341

多孔質容器内の自然対流に対する正弦波状底部境界条件の周期性の影響

Influence of periodicity of sinusoidal bottom boundary condition on natural convection in porous enclosure
著者 (3件):
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巻: 55  号: 11-12  ページ: 2889-2900  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報告では矩形容器内部の自然対流流れについて数値的に調べた。容器の全ての壁面は底部壁面を除いて断熱性とした。底部壁面は正弦波状温度分布により部分的に加熱及び冷却した。両方の状態:媒体が流体力学的に等方性である場合と異方性である場合を考慮した。支配方程式は物質微分値を含むBrinkman-拡張型非Darcyモデルの仮定の下で記述してそれをスペクトル要素法(SEM)を用いて数値的に解いた。容器内の流れ機構及び局所熱伝達率(Nux)に対する周期性パラメータ(N)の影響について重点的に調査した。その結果からNの増加により周期性が減少すると底部左隅点のNuxの絶対値は両方の状態において増加することを示した。Nの奇数値に対しては局所熱伝達プロフィルはX=0.5の線の周りに対称的となる。全体的な流れは2形式の対流セル:(i)時計方向回転(ii)半時計方向回転により支配される。更に,Nの増加はN+1の形式で複数セル構造を増加することを示した。(0,0)におけるNuxに対する媒体透過率の相対的影響からY方向に沿った媒体透過率の増加はX方向に沿った同じものよりもかなり効果的であることも示した。等方性多孔質媒体と対照的に,流れに対する透過率と透過率の配向角の影響は複雑であり非直感的となることがよく見られた。特に本解析では温度境界条件の異なる周期性が両方の状態に対する流れ機構及び熱伝達率に顕著な影響をもつことを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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対流・放射熱伝達 
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