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J-GLOBAL ID：201202247099076391   整理番号：12A0824065

レジリエンス・エンジニアリング レジリエンス・エンジニアリングの概念とその展開

著者 (1件)： 小松原明哲 (早稲田大)
資料名： ヒューマンインタフェース学会誌  (Human Interface)
巻： 14  号： 2  ページ： 83-88  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： L3613A  ISSN： 1344-7254  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 攪乱によるダメージを受けたソシオ・テクニカル・システムを,そのシステムの構成員が柔軟に受け止め,その行動により回復に導くヒューマンファクタズのアプローチがレジリエンス・エンジニアリングである。従来のヒューマンファクタズがヒューマンファクタをいかに抑止するかに注目したが,レジリエンス・エンジニアリングでは,ヒューマンエラーを含む攪乱をヒューマンファクタ(人間の行為,行動)がいかに柔軟に受け止め,システムをいかに早く回復させるかに注目するものである。レジリエンス・エンジニアリングのアプローチ,レジリエンスな行動とそれに必要な資質およびそのための組織の管理,レジリエンス行動に関わる問題等について解説した。

シソーラス用語： レジリエンス ,  *安全管理 ,  自然災害 ,  労働意欲 ,  ヒューマンエラー ,  社会変動 ,  *工学 ,  障害回復 ,  *ヒューマンファクタ ,  人間行動
準シソーラス用語： *レジリエンス・エンジニアリング ,  社会的混乱 ,  妨害行為

分類 (2件)： 生産工学一般  (KB01000U) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (26件)：

• ICAO. Safety Management Manual : SMM. 2009
• 宮下直. 生物多様性と生態学. 2012, 101.150-101.152
• 加藤敏編. レジリアンス 現代精神医学の新しいパラダイム. 2009, 10-12
• 川崎能典. 稀少事象の統計学. システムズ・レジリエンス「想定外」を科学する-情報・システム研究機構シンポジウム2011 (2012年2月15日 (水) 開催) 講演資料. 2012
• HOLLNAGEL, Erik ed. Resilience Engineering : Concepts And Precepts. 2006

タイトルに関連する用語 (4件)： レジリエンス ,  エンジニアリング ,  概念 ,  展開