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J-GLOBAL ID:201202247102198053   整理番号:12A1195128

バナジウムレドックスフロー電池用途に対しバナジウムイオンの低透過性を持つ4級化ポリ(フタラジノンエーテルケトンケトン)アニオン交換膜

Quaternized poly(phthalazinone ether ketone ketone) anion exchange membrane with low permeability of vanadium ions for vanadium redox flow battery application
著者 (12件):
資料名:
巻: 217  ページ: 296-302  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バナジウムレドックスフロー電池(VRB)用途に対し,バナジウムイオンの低透過性を持つ費用対効果膜を開発するため,安価な前駆体膜材料クロロメチル化ポリ(フタラジノンエーテルケトンケトン)を,溶媒としてニトロベンゼンを用いて,ポリ(フタラジノンエーテルケトンケトン)から最初に調製した。次いで,4級化ポリ(フタラジノンエーテルケトンケトン)(QAPPEKK)アニオン交換膜を形成するため,トリメチルアミンと反応させた。イオン交換容量1.56mmolg-1にて,そのQAPPEKK膜は,Nafion117膜のそれ(V3+に対し1.34×10-4cmmin-1およびVO2+に対し1.19×10-4cmmin-1)より,はるかに低いバナジウムイオン透過性(V3+に対し0.17×10-4cmmin-1およびVO2+に対し0.21×10-4cmmin-1)を示した。その結果として,より高いクーロン効率(80mAcm-2にて99.4%)を生じることになった。更に,QAPPEKK膜によるVRBのエネルギー効率は,Nafion117膜によるVRBのそれに匹敵した。更に,QAPPEKK膜は,VO2+電解質にて安定であり,VRBの100サイクル充放電試験においても良好な性能を示す,ことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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二次電池 

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