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J-GLOBAL ID:201202247116249521   整理番号:12A0539583

限外濾過中のメタロプロテインα-ラクトアルブミンのアポとホロ形平衡の予期しないずれ

Unexpected displacement of the equilibrium between the apo and the holo form during ultrafiltration of the metalloprotein α-lactalbumin
著者 (8件):
資料名:
巻: 401-402  ページ: 195-203  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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限外濾過は,このプロセスに含まれるメカニズムの深い理解が完了すれば,メタロプロテイン分画のためのクロマト法を代替すると予想される。メタロプロテインα-ラクトアルブミン(α-LA)を考えると,タンパク質分画の最終品質のより良い制御のために,タンパク質の構造,生物活性および安定性を保証する補因子であるCa2+の役割が支配的である。本研究で,われわれはメタロプロテインのUF性能にタンパク質のコンフォメーションが影響することの初めての証拠を得た:30kgmol-1のポリスルホン膜を用いた純溶液のUF過程で,ホロ-α-LA(ネイティブ型)と比較しアポ-α-LA(カルシウム枯渇型)の高い伝達が観察された。このような現象は静電気的反発に支配されるのではなく,ふたつのコンフォメーションの異なる柔軟性と/または疎水性に関係するものと思われた。さらに,α-LAの両コンフォメーション混合物の挙動は個々のコンフォメーションの挙動を反映しないことを示した。混合物UFのアポ-α-LAの高い伝達は,Ca2+とタンパク質の間の平衡がずれて自由なカルシウムの透過が優先されるためである。それにより透過物のCa2+/α-LAモル比が増大し,ホロ-α-LA型のモル比に近い値に達した。この現象はα-LAの分子量に比べカットオフの低い膜に好ましく,また透過前後のタンパク質構造解析により確認された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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膜分離  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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