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J-GLOBAL ID:201202247179310301   整理番号:12A1389076

高性能光触媒用のSnO2ナノロッド-グラフェン-ナノ化合物の合成用の簡易な熱水法

A Facile Hydrothermal Strategy for Synthesis of SnO2 Nanorods-Graphene Nanocomposites for High Performance Photocatalysis
著者 (4件):
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巻: 12  号:ページ: 6921-6929  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブ(CNT)の様なナノ構造カーボン材料は,優れた物理特性を有するが,とりわけ,未ロール状態のCNTであるグラフェン(GR)は,特異な構造と特性を有することから,注目を集めており,その製造法が多数報告されている。例えば,ナノチューブ,ナノロッドといった他のナノ結晶を組み合わせたグラフェン酸化物(GO)は,低コスト,且つ,高い収率で得ることができる。一方,ZnO,SnO2といった半導体ナノ材料は,センサー,光触媒等の用途で使用が可能である。本稿では,高性能光触媒の実現を目的として,SnO2ナノロッドとGR化合物との簡易な合成法を提案した。まず,原材料としてGOとSnCl4・5H2Oを用い,テンプレート剤や界面活性剤を使用せずに,熱水プロセスによって,SnO2ナノロッドとGRを合成し,この方法で得られた試料を,走査型電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),X線回折(XRD)法等により調査した。電子顕微鏡観察から,グラフェンシートは,効果的に剥離され,幅が30nm,及び,長さが60-200nmのSnO2ナノロッドが,熱水プロセスを介してグラフェンシート表面上に吸着されることが確認された。更に,UV光線照射下では,SnO2ナノロッド-GR化合物は,SnO2とグラフェンとの相乗効果に起因する高い光触媒活性を示した。本調査の結果から,グラフェンと半導体ナノ結晶を統合することにより,光触媒活性を向上できることが実証された。
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