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J-GLOBAL ID:201202247186774909   整理番号:12A0423909

α1-アンチトリプシン単独療法は実験的同種骨髄移植後の移植片対宿主病を減少させる

Alpha-1-antitrypsin monotherapy reduces graft-versus-host disease after experimental allogeneic bone marrow transplantation
著者 (9件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 564-569  発行年: 2012年01月10日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト血清由来α1-アンチトリプシン(AAT)は炎症性サイトカイン産生を低下させ,抗炎症性サイトカインを誘導し,樹状細胞成熟を妨害する。本研究ではマウスの骨髄移植モデルを用いて,移植片対宿主病(GVHD)に対するAATの効果を検討した。BMT直後のAAT投与で3種類のGVHDモデルの死亡率が低下し,炎症性サイトカインの血清中濃度も低下した。AAT処理でアロ反応性Tエフェクタ細胞の増幅は抑制されたが,制御性T細胞回復が増強された。これらのT細胞への効果はin vivoでは認められなかった。一方,AATはin vitroでリポ多糖類によるTNF-αやIL-1βなどの炎症性サイトカインの分泌を抑制し,抗炎症性サイトカインであるIL-10産生を増強して,樹状細胞でのNF-κB移行を妨害した。AATはヒトで使用されているので,以上の結果から,その投与はGVHDの緩和の有用戦略となると考えられる。
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分類 (1件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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