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J-GLOBAL ID：201202247282346616   整理番号：12A1312246

スケーラブルビデオ符号化を用いた公平性指向マルチストリームレート適応

Fairness-oriented multi-stream rate adaptation using scalable video coding

著者 (3件)： CICALO Sergio (Engineering Dep. of Univ. of Ferrara (ENDIF), ITA) ,  HASEEB Abdul (Engineering Dep. of Univ. of Ferrara (ENDIF), ITA) ,  TRALLI Velio (Engineering Dep. of Univ. of Ferrara (ENDIF), ITA)
資料名： Signal Processing: Image Communication  (Signal Processing: Image Communication)
巻： 27  号： 8  ページ： 800-813  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： T0844A  ISSN： 0923-5965  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IP-TV,スポーツ放送やリアルタイムストリーミングなどのビデオオンデマンドな映像サービスの配信では,エンドユーザーの期待は,パケット損失はあっても,特定のビデオの複雑さに独立して実現可能な最高の品質を受け取ることである。このシナリオでは,レート適応は,公平性が対処すべき重要な課題であると同時に,全体の品質を最適化することが要求される。本論文で著者等は,中粒度スケーラビリティ(MGS)によるH.264/AVC規格のスケーラブルビデオ符号化(SVC)の拡張の参照を有する,マルチストリームレート適応のフレームワークを提案した。著者等は,最初に,総ビットレートの制約の下で,予想される歪みの違いを最小限に抑えながら,割り当てられたレートの合計を最大化することを目的として,一般離散多目的問題を定義した。次に,単一目的問題の定式化を連続緩和を適用することで得た。最後に,エラーフリーのチャネルおよびパケット消失通信路の両方に対するレート-歪み関係を正確に推定する簡略化した連続半解析モデルを提案し,それにより,緩和された問題を解くための最適かつ低複雑な手順を導出することができた。不等消去保護(UXP)も考慮し,そして,さまざまな値のRTPパケット損失率に対するレート-歪み関係を適切に形成するように設計した。数値結果は,緩和された解およびそれに関連する離散解との間のエラーギャップの面での著者等のフレームワークの良さと,等レート適応方式に関して達成された顕著な性能向上を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *画像符号化 ,  資源割付 ,  適応制御 ,  *多目的計画法 ,  速度歪関数 ,  マルチメディア ,  *データ転送 ,  *多重処理 ,  通信サービス
準シソーラス用語： スケーラブルビデオ符号化 ,  *マルチストリーム ,  レート適応 ,  映像サービス

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  通信網  (ND07030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： スケーラブルビデオ符号化 ,  公平性 ,  マルチストリーム ,  レート適応