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J-GLOBAL ID：201202247282923389   整理番号：12A0371975

光格子中のBose-Bose混合物における相分離

Phase Separation in Bose-Bose Mixtures in an Optical Lattice

著者 (2件)： OZAKI Takeshi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  NIKUNI Tetsuro (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 81  号： 2  ページ： 024001.1-024001.6  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光格子中の強く相互作用する二成分ボソン原子の混合物の基底状態の性質を調べた。Bose-Bose混合物にHubbard模型に平均場近似を適用して,両種に対する密度と超流動秩序パラメータを計算した。両種間の反発相互作用故に,系は相分離を示す。まず,零ホッピングの極限で,相境界に対する解析表現を導いた。特に,Mott絶縁体相における相分離の条件を導いた。相分離に対する条件はオンサイト相互作用と被占数に依存することが分かった。また,オンサイト種間相互作用を変えると共存状態が現れることを示した。次に,局所密度近似を用いて光格子と放物面トラップの結合ポテンシャルにおける⁸⁷Rb-⁴¹K混合物の空間密度分布を計算した。⁸⁷Rb原子の数を固定し,⁴¹K原子の数を変え,実験で推定したパラメータを用いた。相分離した⁸⁷Rb-⁴¹K混合物は放物面トラップの場合のそれに似て分布することを示した。さらに,相分離した混合物は入れ子構造に分布することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 基底状態 ,  *格子 ,  Hubbard模型 ,  超流動 ,  *相分離 ,  誘電体 ,  *ボソン ,  Bose系 ,  ルビジウム同位体 ,  カリウム同位体 ,  *光格子
準シソーラス用語： Mott絶縁体 ,  カリウム41 ,  *ボーズ粒子 ,  ルビジウム87

分類 (1件)： 低温物理一般  (BL07010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 光格子 ,  混合物 ,  相分離