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J-GLOBAL ID:201202247289316771   整理番号:12A0733410

パイプフレーム構造CNC旋盤の振動制御-アクティブ振動制御の適用によるフレーム振動の抑制効果の検証-

著者 (6件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 420-425  発行年: 2012年05月05日 
JST資料番号: F0268C  ISSN: 0912-0289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,パイプフレーム構造をもつ実用的なCNC旋盤を開発し,加工時の構造物の振動に対してアクチュエータを用いて積極的に振動制御を行い,特定の振動モードを抑制す方法とそれに基づく振動抑制効果,加工実験による工作物精度評価から,提案する構造の工作機械としての可能性を併せて検証した。これにより得た主な知見を次に示した。1)圧電素子を駆動源とするアクチュエータを用いてアクティブ振動制御するシステムを開発したこと,2)パイプフレーム構造CNC旋盤の動特性を測定し,特定周波数でのモードに有効な制御個所を決定したこと,3)工作物を加工中に振動制御を適用した結果,特定周波数で50%程度の振動抑制に成功したこと,4)得られた工作物のプロファイルから低周波域のうねり成分が減少し,スパイク状の凹面が減少すること,5)振動制御の適用により,真円度は20%,真円度の楕円成分は33%向上すること,6)加工点における連結剛性が影響して共振周波数が変化する場合など,種々の加工条件,被削材に対して本手法が対応できるかを検証する必要があること。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
旋削,中ぐり  ,  振動伝搬 
引用文献 (16件):
  • 1) N. Suzuki : Development of Ultra Small Size CNC Lathe by pipe frame structure, Proceedings of 4th CIRP International Conference on High Performance Cutting, 2, (2010) 183.
  • 2) Ingvar Claesson : Adaptive Active Control of Machine-Tool Vibration in a Lathe, International Journal of Acoustics and Vibration, 3, 4, (1998) 155.
  • 3) S. K. Choudhury : On-line control of machine tool vibration in turning, International Journal of Machine Tools and Manufacture, 37, 6, (1997) 801.
  • 4) Y. S. Tarng : Chatter suppression in turning operations with a tuned vibration absorber, Journal of Materials Processing Technology 105, (2000) 55.
  • 5) Tatiana Smirnova : Analysis, Modeling and Simulation of Machine Tool Parts Dynamics for Active Control of Tool Vibration, Blekinge Institute of Technology, Doctoral Dissertation 8, (2010).
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