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J-GLOBAL ID:201202247310612254   整理番号:12A0170857

エジプトの2つのチーズ”Ras”と”Domiati”から単離したEnterococcusの間において示される技術的および安全特性の多様性

Technological and safety properties display biodiversity among enterococci isolated from two Egyptian cheeses, “Ras” and “Domiati”
著者 (6件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 314-322  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エジプトの2つのチーズから単離したEnterococcus faeciumの35の在来ストレインの技術的および安全特性を特徴付け,中東における多様化した典型的な乳製品の合理的な製造へのそれらの能力を決定した。それらの技術的特性をベースにして,35ストレインには大きな多様性が観察された。統計分析によって,E. faeciumの35ストレインは異なったグループに分布していることが分かった。Cinac法で測定されたそれらの酸性化活性の点から,3グループが確認された。ひとつは即時にミルクを酸性化するストレイングループ,2つ目は緩和にミルクを酸性化する,最後のクラスタは酸性化能が弱い。テクスチャ計と粘度計を用いて評価したテクスチャ特性をベースに,はじめのクラスタは粘性のある硬いゲルを産生するストレイン,2番目は相当粘性があり硬く凝集力のあるゲル,最後のグループはやや粘性があるが硬く非常に凝集力のあるゲルを産生するストレイン。GC-MSによって測定したアロマプロファイルを考察して,4クラスタが同定された。ひとつは高いジメチルジスルフィドレベルを示すクラスタ,2つ目のストレイングループは高い芳香,3番目クラスタは典型的な乳酸製品を導く,そして最後は低芳香製品が得られるクラスタである。それらの安全特性の特徴付けをベースにして,35ストレインにいずれもβ-溶血性はないことが明らかになった。ディスク拡散法によって,20の抗菌剤に対する耐性を評価した。35単離体が12の抗菌剤に対して感受性があり,その中で1つの単離体のみが2つの抗菌剤(ナリジクス酸とストレプトマイシン)に対し耐性があった。8抗菌剤への耐性はストレイン依存的であった。最後に本報では,E. faeciumのいくつかの在来ストレインがチーズ製造において興味深い技術特性を示し,同時に良い安全性があった。これらはエジプトにおいて典型的な製品を加工するのに有用であろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物形態学・分類学  ,  微生物生理一般  ,  チーズ 

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