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J-GLOBAL ID:201202247347749535   整理番号:12A1711623

単量体結晶重合によってミクロパターン化した熱応答性表面 : 細胞形態学及び細胞-基質相互作用の調整

Micropatterned Thermoresponsive Surfaces by Polymerization of Monomer Crystals: Modulating Cellular Morphology and Cell-Substrate Interactions
著者 (7件):
資料名:
巻: 84  号: 21  ページ: 9439-9445  発行年: 2012年11月06日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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針状単量体結晶溶液の光重合による大きな面積及び種々の形を有するパターン化したポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)表面を創生させるためのアプローチを提案した。マイクロ/ナノテクノロジーの支援によって,種々の形で組織様多細胞構造及び細胞外マトリックス模擬物を構築することができるが,そのためには,ソフトリソグラフィー,フォトリソグラフィー,電子線リソグラフィーによる重合体パターン化表面が用いられる。本研究ではマイクロスケール特徴のパターンを有する熱応答性表面を構築するためのアプローチを提案した。飽和N-イソプロピルアクリルアミドモノマー溶液薄膜にマクロスケール核形成剤パターンを適用することによって表面パターンを形成させた後,このパターン化モノマー結晶を光重合させることによってパターン化熱応答性膜を生成させた。そしてこれを走査電子顕微鏡観察,プロフィロメトリー,接触角測定によって特性化した。温度及びトポグラフィー依存細胞基質相互作用及び細胞形態学を調整することによって,このパターン化熱応答性膜上での細胞共培養が細胞の分離及びソートが可能あった。この用途の広い技法では高価な設備を用いることなく,数分以内に大きな領域にマイクロスケールの特徴を有する種々のマイクロスケールパターンを形成させることが可能である。このようなパターン化表面は癌研究のためのin vitro腫瘍モデル及び分離プラットフォームとしても有用とみられる。
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