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J-GLOBAL ID:201202247355481703   整理番号:12A0724511

Piper hispidinervum(コショウ科)の精油の化学組成と殺アメーバ活性

Chemical composition and amoebicidal activity of Piper hispidinervum (Piperaceae) essential oil
著者 (10件):
資料名:
巻: 40  ページ: 292-295  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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環境中に広く分布する自由生活性原生動物であるアカントアメーバは,重大な目の微生物感染症であるアカントアメーバ角膜炎を引き起こす。この病気は初期の段階に適切な治療をおこなわないと失明に至る可能性がある。コショウ属植物は抗細菌,抗真菌および抗原虫特性を有していることから,民間療法に用いられる。本試験では,Piper hispidinervumの精油の化学組成と殺アメーバ活性を調べた。まず,新鮮植物の葉から水蒸気蒸留によって0.95%(w/w)の収率で精油を得た。そして,それをガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)によって分析した。その結果,サフロールが主要成分であり,精油の85.08%を占めた。殺アメーバ活性の評価を,精油濃度0.5,0.250,0.125および0.0625mg/mLでおこなった。濃度0.5mg/mLの精油は,Acanthamoeba polyphagaの致死率が100%であった。MTT分析により,本精油は濃度0.25mg/mLまでは哺乳類細胞に対して細胞毒性を示さないことがわかった。しかし,アカントアメーバ角膜炎の治療における適用性を検証するには詳細な研究が必要であると考えた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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精油,香料  ,  植物の生化学  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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