文献

J-GLOBAL ID：201202247401233850   整理番号：12A0060801

養生温度と養生圧力の効果を考慮したセメント複合材料における水和動力学のモデル化

Modeling of hydration kinetics in cement based materials considering the effects of curing temperature and applied pressure

著者 (2件)： WANG Xiao-yong (School of Architecture & Architectural Engineering, Hanyang Univ., Ansan 425-791, KOR) ,  LEE Han-seung (School of Architecture & Architectural Engineering, Hanyang Univ., Ansan 425-791, KOR)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 28  号： 1  ページ： 1-13  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポルトランドセメントは世界で最も広く使われているセメントである。ポルトランドコンクリートの添加物として適当な工業副産物の中に,石炭燃焼灰と鉄鋼スラグ灰がある。しかし,これらの灰を混ぜたポルトランドセメントはコンクリートの水和が複雑で,水酸化カルシウムとフライアッシュ或いはスラグとの反応が加わることになる。本論では,セメント水和における水酸化カルシウムの生成と混和物との反応による水酸化カルシウムの消費について検討し,フライアッシュ或いはスラグ添加コンクリートの水和に関する数理モデルを提案した。このモデルは水結合材比,スラグ或いはフライアッシュ混合比,養生温度,及び養生圧力を変数とした。フライアッシュ或いはスラグ混合コンクリートの温度上昇率はセメント水和と添加物との反応によって決まる。そして,硬化コンクリートの断熱昇温はセメントと混合物の水和度によって決まる。本提案モデルは,異なる水セメント比と添加物混合比で高温養生,加圧養生のコンクリートの実験データによって検証された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *養生 ,  温度 ,  圧力 ,  *複合材料 ,  *セメント製品 ,  *水和反応 ,  ポルトランドセメント ,  コンクリート混和材 ,  フライアッシュ ,  製鋼スラグ ,  水酸化カルシウム ,  水セメント比 ,  混合比 ,  温度変動 ,  断熱過程 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  *モデリング ,  数学モデル

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 養生温度 ,  養生 ,  セメント ,  複合材料 ,  水和 ,  動力学 ,  モデル化