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J-GLOBAL ID:201202247431550264   整理番号:12A0230916

TiO2/UVおよびラッカーゼを用いた同時光触媒-酵素処理による高濃度2,4-ジクロロフェノールの分解

Degradation of high concentration 2,4-dichlorophenol by simultaneous photocatalytic-enzymatic process using TiO2/UV and laccase
著者 (5件):
資料名:
巻: 205-206  ページ: 150-155  発行年: 2012年02月29日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TiO2/UV光触媒,ラッカーゼ,および同時光触媒-酵素処理による2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)の除去を研究した。天然ラッカーゼをTiO2/UVと組みあわせると,ラッカーゼが急速に不活性化するため,負の相乗効果を示した。ラッカーゼを共有結合で対照とした多孔質ガラス(CPG)に固定すると,TiO2/UV誘起の不活性化に対するラッカーゼの安定性が効果的に高められた。CPG-ラッカーゼをTiO2/UVと組みあわせることによって,2,4-DCPの分解効率が,固定化ラッカーゼまたはTiO2/UVを別々に使用した場合と比較して,著しく向上した。しかも,この増強効果は高濃度の2,4-DCPの分解に対してさらに著しかった。つまり,5mMの2,4-DCPの分解では,この組み合わせ分解処理で90%の除去率が2時間内に達成された。一方,TiO2/UVおよびCPG-ラッカーゼの単独処理では,2時間時点の2,4-DCPの除去率は,それぞれ,僅か26.5%および78.1%にすぎなかった。この分解動力学を,2,4-DCPの分解過程にて生成する中間体を考慮に入れた中間モデルを使って解析した。かように,組み合わせ分解処理の効率の高さが,高濃度の2,4-DCPの分解に対する新しい戦略を提供した。加えて,2,4-DCPの分解をモニターするために,生体認識素子として固定化ラッカーゼを用いた温度測定バイオセンサーを作製した。その結果,このバイオセンサーは正確かつ高感度であることが示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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農薬  ,  光化学反応  ,  酵素の応用関連 
物質索引 (1件):
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