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J-GLOBAL ID:201202247548205401   整理番号:11A1555698

さまざまなヒトのT細胞サブセットのIFN-γ分泌における転写因子T-betおよびEomesの役割

Role of transcription factor T-bet and Eomes in IFN-γ secretion of different human T cell subsets
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 31-34  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2523A  ISSN: 1007-8738  CODEN: XFMZFM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:さまざまなヒトのT細胞サブセットのインターフェロン-γ(IFN-γ)の産生におけるT-betとEomesodermin(Eomes)に対して特異的なsiRNAsの作用について調べる。方法:T-betとEomesの遺伝子に対して特異的な二本鎖低分子干渉RNA(siRNA)を化学的に合成し,抗CD3 mAb活性化αβT細胞およびMtb-Ag活性化γδT細胞へ導入した。CD4+,CD8+TおよびγδT細胞をフローサイトメトリーにより選別し,T-betおよびEomes遺伝子のmRNAの発現をRT-PCR法で検出した。IFN-γ産生の変化をフローサイトメトリーで調べた。結果:2回導入後の細胞は,siRNA-FAM+細胞が約50%に存在した。CD4+T細胞中のIFN-γ+細胞(50.20%)は,T-bet siRNAを導入した細胞で減少した(18.46%)。しかし,Eomes siRNAを導入した細胞では,明確な減少はなかった。一方,CD8+T細胞中のIFN-γ+細胞(76.51%)は,Eomes siRNAを導入した細胞では減少した(25.37%)が,T-bet siRNAを導入した細胞では明確な減少はなかった。しかしながら,γδT細胞中のIFN-γ産生細胞(76.52%)は,T-bet siRNA)あるいはEomes siRNAを導入した細胞では減少した(それぞれ56.57%と42.53%)。結論:転写因子のレベルで,T-betとEomesは,CD4+とCD8+T細胞におけるIFN-γ産生の調節にとりそれぞれ重要な転写因子である。T-betとEomesの両方が,γδT細胞のIFN-γ産生の調節に同時に関与している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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