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J-GLOBAL ID:201202247636852182   整理番号:12A0900870

Raman分光法を用いたTe系カルコゲン化物ガラスの構造研究

Structural investigation of Te-based chalcogenide glasses using Raman spectroscopy
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 316-319  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0184A  ISSN: 1350-4495  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属(Zn,Sb,In,Ga)及び金属ハロゲン化物(AgI,ZnI2,CdI2,PbI2,BiI3)改質GeTe4ガラスの構造変化をRaman分光法の援助により調べた。100~300cm-1の周波数領域におけるこれらのガラスのRamanスペクトルは,Ge-Te,Te-Te,Te-Te,Ge-Ge振動モードの寄与による約124,140,159,275cm-1での四つの主要バンドを示した。159cm-1及び275cm-1バンドの強度は異なるガラス改質剤の付加により変化する。一方,124cm-1及び140cm-1バンドの相対強度は組成変化に対して不感性である。Zn,In,Sbのようなガラス改質剤はガラスネットワーク不安定剤として作用し,これはGe-Te及びTe-Teの鎖構造を広げることによりガラスネットワークを乱すであろう。Ga及び金属ハロゲン化物の場合には,GaはGe-(Te-Te)4/2四面体を広げてGa-(Te-Te)3/2三角形を形成できる。ヨウ素はテルルと共有結合を形成でき,微結晶形成の傾向を減少させる。こうしてGa及びヨウ素共に究極的にはガラスネットワーク安定剤として作用する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ガラスの性質・分析・試験  ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
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