抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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航空移動通信のディジタル狭帯域伝送路評価を,VDLモード2/3システムの仕様をもとに計算機シミュレーション及び飛行実験によって行った。まずシミュレーションによってビット誤り率(BER)特性を求めた。更に,自由空間損失に基づくシステムマージンを求め,VDLモード2/3システムは地上局~航空機局の見通し区間内で10dB以上のマージンを得る高い信頼性のシステムであることが分かった。飛行実験からは,受信レベル及びその分布等を算出するデータ処理区間は飛行距離500~1000mが適すること,地上局からの距離とともにKファクタは増加し20dB程度にまで達することが示された。これらの結果から,ディジタル狭帯域伝送路はデータ処理区間内の受信レベルとKファクタ及び航空機の移動速度に関する正規化ドップラ周波数で評価できることが分かった。(著者抄録)