抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,2011年度に東京大学にて行われた「電子情報ゼミ:Kinectを用いた画像処理プログラミング」という少人数講義での取組みについて解説する。講義は8回行われ,前半4回ではKinectを使う設定,画像処理プログラミングの基礎,デプスを用いた処理を学び,後半4回ではスケルトンを用いた処理,作品制作を行い,最後に発表会を行った。本稿では前半について解説し,来月号で後半部分を解説する。従来,「人間の動作を取得し処理を施す」ことは簡単に行える作業ではありませんでしたが,近年,安価なデプスカメラであるKinectの登場,およびOpenCVに代表されるコンピュータビジョンライブラリーの発展により,誰でも簡単にNUI(Natural User Interface)プログラミングを行える時代が到来しつつある。本講義では,プログラミング未経験者だった受講者が3か月で3次元画像処理や音声処理を含むインタラクション作品を作り上げることができた。