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J-GLOBAL ID:201202247867794053   整理番号:12A0876271

キトサンナノ粒子の径および緊密性に対するイオン強度の効果

Effects of ionic strength on the size and compactness of chitosan nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻: 290  号: 10  ページ: 919-929  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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この研究で,キトサンとトリポリリン酸(TPP)の向イオン性ゲル化により,キトサンナノ粒子を調製した。粒子調製において採用した溶媒のイオン強度の,粒子の平均サイズおよびコンパクト性に対する効果を調べた。さらに,キトサン濃度および高分子に対する架橋剤の比の,粒子特性に対する効果を調べた。キトサン-TPPナノ粒子を,動的光散乱,ゼータポテンシャル,および濁度測定により解析した。ナノ粒子のコンパクト性を,ナノ粒子の粒径およびナノ粒子懸濁液の濁度に基づく方法により推定した。調べた全ての調製パラメータ,すなわち溶媒のイオン強度,キトサン濃度,およびキトサンに対するTPPの比,が粒子特性に影響していた。例えば,純粋な水中で形成された粒子に比較して小さくより緊密な粒子が,塩水溶媒中で形成された。さらに一価の塩の添加が,高い高分子濃度において,ナノメートルサイズの粒子の調製を可能にした。このように,溶媒の塩水性がTPPで架橋したキトサンナノ粒子の調製に向けた重要なパラメータである。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体の物理的性質 
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