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J-GLOBAL ID:201202247880896973   整理番号:12A0997703

イオン生成のためのレーザ-ナノ構造相互作用

Laser-nanostructure interactions for ion production
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号: 24  ページ: 8453-8471  発行年: 2012年06月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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電子衝撃イオン化や高速原子衝撃法では,500から5000Da程度の質量の分子をイオン化することができるが,蛋白質/核酸/生体高分子のイオン化は困難であった。これらに代わるソフトなイオン化法としてMALDIやLDIが開発されている。一方,パルスレーザとサイズが1nmから500nmのナノ構造物質間の相互作用は増強された吸収を示し,これら有機分子のイオン化をもたらすことが見出されている。ナノ構造の臨界次元はエネルギー輸送が関与する特性長を下回り,イオンを生成の特異な領域が観察される。系の次元と整合したレーザ照射は,特異な特性を持つ光子イオン源となり得る。これらの系の特徴はエネルギー輸送モードに支配されており,エネルギー輸送の弾道あるいは拡散性に依存して,エネルギー閉込め/プラズモン共鳴/局所場増強を引起こす。特異な構造は,内部エネルギーの制御と活性フラグメンテーションをもたらした。その高感度性のゆえに質量分析の光子イオン源に有望視され,検体の広範囲の濃度の検出と定量,および小有機分子から生体高分子まで,更には単一細胞のような複雑な試料の広範な範囲までの適用が考えられる。パルスレーザを用いるイオン化の最近の研究をレビューした。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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質量分析  ,  分子と光子の相互作用  ,  コロイド化学一般 
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