抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,固定パターン雑音(FPN)条件下の赤外線画像の新しいレジストレーション法を提案した。在来型のレジストレーション技術はFPNに影響されやすいために,FPNに耐性のあるレジストレーションアルゴリズムが非常に望ましい。この目的のために,二つの離散シフト画像の相互パワースペクトルの差を利用して,雑音パワースペクトルを抑制し,シフト情報を良好に保った。特に,相互パワースペクトル差の位相が,周期二次元二元ストライプ信号であり,その厳密なシフトは,各周波数軸での位相差の周期の数により,サブピクセル精度で決定されることが判明した。Houghドメインにその不連続性を変換させることにより,シフトのロバスト推定値を得た。実験結果から,レジストレーションアルゴリズムで処理できないほど雑音の多い画像においても,レジストレーション性能がロバストで高精度であることが分かった。また,この技術をレジストレーションベースの不均一性補正(NUC)フレームワークに組み込むことで,レジストレーション技術が運動パラメータを確実に推定し,NUC結果が満足すべきものであることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.