文献

J-GLOBAL ID：201202248095482162   整理番号：11A1397984

ガスクロマトグラフィー用固定相としてのホスホニウムイオン液体

Phosphonium Ionic Liquids as Stationary Phases in Gas Chromatography

著者 (4件)： Zhu Haiyan (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sciences, Dalian) ,  Lu Xianbo (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sciences, Dalian) ,  Tian Yuzeng (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sciences, Dalian) ,  Chen Jiping (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sciences, Dalian)
資料名： Fenxi Huaxue  (Fenxi Huaxue)
巻： 38  号： 7  ページ： 1003-1006  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2394A  ISSN： 0253-3820  CODEN： FHHHDT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 高い熱安定性と大きい粘度を有するホスホニウム系イオン液体(IL,テトラブチルホスホニウムメタンスルホナート)をガスクロマトグラフィー用固定相として系統的に検討した。ILカラムを静的コーティング法により調製し,カラムのクロマトグラフィー特性,極性,保持特性を調べた。また,120°Cでのカラム効率をテトラデカンにより試験した。カラムは1381プレート/mの効率,559.6の平均極性を示し,これらは市販のPEG20MとFFAPの極性に匹敵した。実験結果から,ILカラムは強いプロトン供与基をもつ分子と強く相互作用した。多くの芳香族化合物のm-及びp-異性体に対してILカラムは保持係数と選択性の両方でPEG20Mよりも優れていた。また,ILカラムをアルカンシリーズ,多環芳香族炭化水素,塩化ベンゼン,アルコールなどの混合物の分離に用い,対称的ピーク形状と特異な分離選択性を得た。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ガスクロマトグラフィー ,  固定相 ,  *ホスホニウム ,  *イオン液体 ,  熱安定性 ,  極性 ,  芳香族化合物 ,  アルカン

分類 (1件)： 融解塩  (CB05050R)

物質索引 (1件)： テトラデカン

タイトルに関連する用語 (4件)： ガスクロマトグラフィー ,  固定相 ,  ホスホニウム ,  イオン液体