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J-GLOBAL ID:201202248128298206   整理番号:12A1698015

きのこAgaricus blazeiの炎症作用とアテローム性動脈硬化症進行における結果

Pro-inflammatory effects of the mushroom Agaricus blazei and its consequences on atherosclerosis development
著者 (11件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 927-937  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的 きのこAgaricus blazei(A. blazei)エキスは免疫調節機能と潜在的癌予防活性を持つことが示されている。しかしA. blazeiの機能性食品としての作用はin vivoでは完全には研究されていない。方法 アテローム性動脈硬化症の実験モデルであるアポリポ蛋白質E欠乏(ApoE-/-)マウスを用いて,6又は12週間のA. blazei投与が脾臓及び血中免疫細胞活性化とアテローム性動脈硬化症進行に与える影響を検討した。結果 飼料摂取量,体重増加,血液脂質プロフィル,及び血糖症は群間で同様であった。白血球ホーミングと活性化を調べるためにマウスに99mTc放射能標識白血球を注射したところ,A. blazei投与マウスで脾臓と心臓への白血球移動が増加することが分かった。脾臓分析の結果,好中球,NKT細胞,単球の活性化が高まり,TNF-αとIFN-γの生成も増加することが分かった。血中NKT細胞と単球も投与群で活性化された。アテローム性動脈硬化病巣面積は投与群マウスの大動脈で大きくなり,マクロファージと好中球数が増加し,線維性キャップが薄くなることが分かった。マクロファージ活性化(CD36, TLR4),好中球走化性(CXCL1),白血球接着(VCAM-1),プラーク脆弱性(MMP9)に関連する分子の転写アップレギュレーションがA. blazei12週間投与後に見られた。結論 これはA. blazeiの免疫調節作用がアテローム性動脈硬化症促進に影響することを示した最初のin vivo研究である。A. blazeiはリポ蛋白質プロフィルに影響を与えることなく局所及び全身の炎症,炎症性分子アップレギュレーション,アテローム性動脈硬化部位への白血球ホーミングを増加させる。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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野菜とその加工品  ,  免疫反応一般  ,  循環系の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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