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J-GLOBAL ID:201202248132952115   整理番号:12A1367718

FetO-SiO2(-CaO,Al2O3)スラグと溶融銅の間のPbの分配挙動に及ぼすスラグ組成の効果

Effect of Slag Composition on the Distribution Behavior of Pb between FetO-SiO2 (-CaO, Al2O3) Slag and Molten Copper
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資料名:
巻: 43  号:ページ: 1098-1105  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶融銅とFe<sub>t</sub>O-SiO<sub>2</sub>(-CaO,Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)スラグの間のPb分配挙動を,温度1473K(1200°C),P<sub>X</sub>(X=O<sub>2</sub>)=10<sup>-10</sup>atmにてスラグ中のPb溶解の反応機構の観点から調査した。さらに実験結果からスラグの鉛容量を計算した。Pbの分配比(L<sub>Pb</sub>)は,Fe/SiO<sub>2</sub>比率(1.4~1.7)にかかわりなくCaO濃度(~6質量%)の増加により減少した。しかし,Fe/SiO<sub>2</sub>=1.5のスラグへのアルミナの追加はL<sub>Pb</sub>を直線的に減少させた,ここで,Fe/SiO<sub>2</sub>=1.3での4%Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>にて最小値が観察された。logL<sub>Pb</sub>は,Fe/SiO<sub>2</sub>比の増加により連続的に減少し,シリカ-飽和鉄ケイ酸塩スラグ(Fe/SiO<sub>2</sub><1.0)へのAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>(5~15質量%)の添加は,Pb分配比を最大とした。これは,主に二酸化ケイ素飽和でさえFeO活量を減少させるためである。logL<sub>Pb</sub>はlog(Fe<sup>3+</sup>/Fe<sup>2+</sup>)の増加により直線的に減少する。スラグ中Cu<sub>2</sub>O濃度の増加により,Pb分配比は増加しPbOの過剰自由エネルギーは減少している。しかし,スラグへの銅の損失の視点から,少量のアルミナを含んでいる二酸化ケイ素飽和系は,低いCu<sub>2</sub>O濃度のスラグ相にPbOを安定化させるために強く勧められる。本研究では,鉛容量を定義し,対数スケールにてFeO活量との直線関係を示した。鉛容量の概念は,鉄ケイ酸塩スラグ中の吸収性能の良い測定であることを示した。FeOの活量は鉄ケイ酸塩スラグ中の良い塩基度指数である。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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非鉄冶金基礎理論 

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