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J-GLOBAL ID：201202248164187046   整理番号：12A1398534

冬眠中のホッキョクジリス(Urocitellus parryii)におけるNMDA型グルタミン酸受容体の阻害は休眠状態からの覚醒を引起こす

Inhibition of NMDA-type glutamate receptors induces arousal from torpor in hibernating arctic ground squirrels (Urocitellus parryii)

著者 (3件)： JINKA Tulasi R. (Univ. Alaska Fairbanks, AK, USA) ,  RASLEY Brian T. (Univ. Alaska Fairbanks, AK, USA) ,  DREW Kelly L. (Univ. Alaska Fairbanks, AK, USA)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 122  号： 5/6  ページ： 934-940  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は,表題のリス(Urocitellus parryii)の冬眠はNMDA型グルタミン酸受容体の活性化で維持されているとの仮説を立て,これを検証した。血液脳関門を通過するNMDA拮抗薬のMK-801と通過しないAP5の腹腔内投与は,共に覚醒を引起こした。各種用量のMK-801の脳内投与は,覚醒を引き起こさなかった。これらから著者等は,末梢部位又は脳室周囲部位のNMDA受容体の活性化が長期休眠の維持に必要であり,これらの部位のグルタミン酸の減少がリスの自発的覚醒に必要であろうと結論した。

シソーラス用語： *冬眠 ,  リス類 ,  グルタミン酸受容体 ,  *NMDA受容体 ,  血液脳関門 ,  腹腔内投与 ,  覚醒 ,  脳内投与 ,  NMDA拮抗薬 ,  酸素消費 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ホスホン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： Urocitellus parryii

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (3件)： 2-AP5 ,  MK-801 ,  MDL-72222

タイトルに関連する用語 (6件)： 冬眠 ,  NMDA ,  グルタミン酸受容体 ,  阻害 ,  休眠状態 ,  覚醒