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J-GLOBAL ID:201202248164429236   整理番号:12A1391439

ポリエーテルイミド中空繊維膜接触装置系における物理および化学CO2吸収に及ぼす種々添加剤の影響

Effect of different additives on the physical and chemical CO2 absorption in polyetherimide hollow fiber membrane contactor system
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  ページ: 472-480  発行年: 2012年09月19日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多孔質非対称ポリエーテルイミド(PEI)中空繊維膜を,紡糸ドープ中の添加剤として,エタノール,グリセロールおよびアセトンを用いて,相反転法により作製した。また,添加剤無しの中空繊維PEI膜も作製した。1-メチル-2-ピロリドンの水溶液(80wt%)を,ボア流体として使用し,内部高密度スキン層の形成を予防した。種々の添加剤を含有するポリマドープ析出速度を,曇り点測定を用いて研究した。得られる膜構造,表面多孔性,細孔径,臨界水進入圧,崩壊圧,およびガス-液膜接触装置系における,蒸留水およびNaOH(1M)溶液による物理および化学CO2吸収性能に及ぼす影響を,研究し比較した。曇り点ダイアグラムは,ポリマドープの析出速度が,次の傾向,エタノール>アセトン>グリセロールに従い,大きくなることを示した。ガス透過試験結果は,添加剤としてエタノールおよびグリセロールが,それぞれ最大および最小の細孔径を持つ膜を与える,ことを示した。更に,全ての添加剤は,効果的な表面多孔性を増大させた。膜の断面は,走査型電子顕微鏡により調べた。紡糸ドープ中のエタノールは,指状マクロボイド底層を持つ膜構造を与えたが,これは,中空繊維の内外表面から生じ,中空繊維壁の中間部分まで拡がっている。そしてこれが,結果としてより大きな細孔径を生じ,他の中空繊維膜よりもより高いCO2吸収速度を与える,ことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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