文献

J-GLOBAL ID：201202248325237677   整理番号：12A0584493

機械的応力下の天然および人工海水の海洋被覆のエージング

Ageing of marine coating in natural and artificial seawater under mechanical stresses

著者 (4件)： FREDJ N. (Lab. d’Etudes des Materiaux en Milieux Agressifs, Univ. de La Rochelle, Avenue Michel Crepeau, 17042 La Rochelle ...) ,  COHENDOZ S. (Lab. d’Etudes des Materiaux en Milieux Agressifs, Univ. de La Rochelle, Avenue Michel Crepeau, 17042 La Rochelle ...) ,  FEAUGAS X. (Lab. d’Etudes des Materiaux en Milieux Agressifs, Univ. de La Rochelle, Avenue Michel Crepeau, 17042 La Rochelle ...) ,  TOUZAIN S. (Lab. d’Etudes des Materiaux en Milieux Agressifs, Univ. de La Rochelle, Avenue Michel Crepeau, 17042 La Rochelle ...)
資料名： Progress in Organic Coatings  (Progress in Organic Coatings)
巻： 74  号： 2  ページ： 391-399  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： A0541C  ISSN： 0300-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 厚い海洋有機被覆塗膜の性能に及ぼす粘弾性応力(引張および圧縮モード)の効果を調べるため,塗膜無し,および塗料被覆パネルを天然の海水および3wt%NaCl中,室温(20°C),一定温度(45°C)又はサイクル温度下で浸漬した。塗膜無しパネルを,電気化学インピーダンス分光法(EIS)を使用し,一軸延伸および動的機械分析(DMA)用いて分析し,塗料被覆したパネル試料の劣化を検討した。天然と人工海水の経時変化では,ガラス転移温度T_gとYoung率は,浸漬時間とともに増加することが明らかとなったが,別の動力学は経時変化の溶液に応じた違いが観察された。塗料被覆パネルでは,張力の効果は,塗料被覆に有害であることが判明したが,一方で圧縮の効果は,経時変化環境に依存せず,塗膜劣化に僅かな効果しか示さなかった様であった。天然および人工海水中の塗料被覆の劣化を比較することにより,水の吸収が天然海水の方が大きいにも拘わらず,劣化速度は,人工海水で速いことが示された。結果は,塗料被覆中に内部応力の増加によって説明可能な天然海水中の季節の温度変動の有害な影響を目立たせた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *応力腐食 ,  *応力腐食割れ ,  *海水腐食 ,  *エポキシ樹脂塗料 ,  *プラスチック被覆 ,  高分子膜 ,  *保護膜 ,  耐食性 ,  耐食性金属 ,  防食 ,  *電気化学的挙動 ,  経時変化 ,  *インピーダンス法【腐食】 ,  電気化学インピーダンス ,  内部応力 ,  浸漬試験 ,  *船舶塗料 ,  *海水
準シソーラス用語： *海中用塗料

分類 (4件)： 防食  (WB03040M) ,  その他の表面処理  (WC08070F) ,  金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 機械的応力 ,  人工海水 ,  海洋 ,  エージング