抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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PESを相溶化剤としての2,4,6-トリアミノピリミジン(TAP),抗細菌剤としてAgNO
3と混合して新規な抗細菌性・抗付着性膜を得た。XPSによる修飾膜表面の分析は,相溶化剤なしのPES/Agと比べて高いAg含有量を示した。この結果はAMF顕微鏡写真によって支持され,PES/TAP/AgはRMS(nm)17.49,R
a(nm)11.74のより平滑な表面を示した。バイオファウリングの視点から,表面が平滑なほど接触面積が減少して細菌の付着を減少させる。さらに,簡単な転相法で調製したPES/TAP/Ag膜は,37°Cでの1×10「
4細胞/mLの大腸菌懸濁液でテストして場合に抗付着性の証拠を示した。PES/TAP/Agの平滑な抗付着性表面は元のPES膜と比べて最大52%高い引張強さを示し,水及び廃水処理においてバイオファウリング性の低い抗細菌膜となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.