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J-GLOBAL ID:201202248358630480   整理番号:12A0931907

実際の都市交通において最新ディーゼル車から排出される粒子の数分布と粒径に及ぼす因子

Factors influencing the number distribution and size of the particles emitted from a modern diesel vehicle in real urban traffic
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  ページ: 16-25  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ディーゼルエンジン車からの粒状物質排出量は,第一には排気ガスの後処理システムに依存するが,車の利用形態も大きな要因となる。市街地では,車の利用は,交通需要,経路選択,交通密度,街路条件,天候,運転行動および道路の地形的特性に依存する。今日,欧州の市街地を走行するディーゼル車には,排出粒子の全質量を低減するため排気後処理システムが装着されている。初期の後処理システムとの比較では,最新装置の導入により,排出粒子の粒径がナノメータ領域にまで低下している。本検討の最終目標は,粒状物質排出に影響する様々な都市要因の実際の影響度を評価することを目的として,実際のマドリード市内の交通条件下において最新のディーゼル車から排出されるサブミクロン領域の排出粒子の粒径と数分布のキャラクタリゼーションを行うことにある。この目的を達成するために,Euro IVディーゼル乗用車を使いマドリード市内を一周走行して車載装置により排気ガスを測定する実験を12回まで実施した。主要な外部因子を網羅するために,本論では,直線コース,交通条件および走行方向を独立変数として考慮した。適切な車両運行条件を仮定した場合の結果から,街路特性,車両密度および地形が粒子排出を左右する主要因子であることが判明した。本検討の結果を外挿することにより,マドリードのような都市を巡回走行する標準的ディーゼル乗用車のピーク時の1km走行当りの粒状物質排出量は本検討の場合オフピーク時に比べ11.4%以上多くなった。さらに,走行方向も毎秒排出量に著しい影響を与える。この排出量の差は街路に左右されるが,本検討では走行方向の違いによって110%以上も高くなった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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粒状物調査測定  ,  圧縮点火機関  ,  道路輸送・サービス一般 

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