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J-GLOBAL ID:201202248392376533   整理番号:12A0955348

SiおよびGaAs基板上に作製された金属-酸化物-半導体型コンデンサーにおける周辺電荷によって誘起される低周波静電容量-電圧挙動の観測

Observation of peripheral charge induced low frequency capacitance-voltage behaviour in metal-oxide-semiconductor capacitors on Si and GaAs substrates
著者 (12件):
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巻: 111  号: 12  ページ: 124104-124104-7  発行年: 2012年06月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,高誘電定数(ハイ-k)を持つゲート酸化物を組み込んだ金属-酸化物-半導体(MOS)構造を持つコンデンサーの室温における低周波静電容量-電圧(C-V)特性の実験結果を報告する。測定は周波数が2kHzから1MHzのac信号に関して行い,SiあるいはGaAsを基本とするMOS素子ではこのような低周波数域の応答は一般的に期待されない。nおよびpドープのSiおよびGaAs基板に関して,面積およびac信号周波数の関数として求めたCV特性の反転領域の解析から,低周波CV応答の起源は金属ゲート電極によって定義される領域の外の周辺領域における半導体/ハイ-k界面の反転であることが分かった。この効果はハイ-k酸化物表面上のハイ-k酸化物,そして/または残留電荷の変化によって誘起されることが判明した。この効果はSi上のハイ-k層としてMgOあるいはGdSiOxを組み込んだMOS型コンデンサー,およびGaAs(111B)上のAl2O3層において報告されている。NiSi/MgO/Si構造の場合には,p型素子において低周波CV応答が観測されるが,n型素子には存在しないことが分かった。これはMgO酸化物表面上で観測される正電荷(8×1010cm-2以上) と矛盾しない。TiN/GdSiOx/Siから成る構造の場合には,n型素子においては周辺反転効果が観測され,p型素子ではそのような効果が無いことによって確認される。最後に,Au/Ni/Al2O3/GaAs(111B)から成る構造の場合には,n型素子においてのみ低周波CV応答が観測される。このことは酸化物の表面,あるいはバルク内の負電荷(3×1012 cm-2以上)が周辺反転効果に寄与することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属-絶縁体-半導体構造 

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