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J-GLOBAL ID：201202248392797121   整理番号：12A0425789

表面増強Raman分光法で外部場の下,2,2′-ビピリジルの立体配座転移を調べる

Probing the Conformational Transition of 2,2′-Bipyridyl under External Field by Surface-Enhanced Raman Spectroscopy

著者 (5件)： LUO Zhixun (Inst. Chemistry, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  LOO Boon H (Towson Univ., Maryland, USA) ,  CAO Xinqiang (Inst. Chemistry, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  PENG Aidong (Inst. Chemistry, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  YAO Jiannian (Inst. Chemistry, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 4  ページ： 2884-2890  発行年： 2012年02月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Raman分光法(SERS)を用いて外部場の下,Agナノ粒子上の芳香族窒素含有複素環化合物である2,2′ビピリジル(22BPY)の立体配座転移を研究したので報告する。外部場としては外部電場及び特別に工夫した磁場を用いた。電場を用いてAg被覆Ag電極上の22BPY分子のSERSスペクトルについて電位依存性を検討した結果,電位0~-0.4Vでは22BPYはトランス型立体配座を示し,-0.6~-0.8Vの電位ではねじれ型立体配座になる。更に-1.0~-1.4Vの電位でシス型立体配座に変わる。1.5Tの磁場がある場合と無い場合のAgナノ粒子被覆カバーガラス上の22BPY分子のSERSスペクトルを調べた結果,磁場の存在でトランス型からシス型への立体配座転移が見られる。密度汎関数理論(DFT)を用いた計算のRaman活性と実験結果は良く一致した。場効果による22BPYの立体配座転移を説明するために双極子機構が引用された。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  立体配座 ,  *配座転移 ,  ナノ粒子 ,  磁場効果 ,  依存性 ,  走査電子顕微鏡 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： 銀ナノ粒子 ,  電位依存性 ,  *立体配座転移

分類 (1件)： 分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (1件)： 2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (3件)： 表面増強Raman分光法 ,  外部場 ,  立体配座転移