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J-GLOBAL ID:201202248404113940   整理番号:12A1553971

トマトにおける葉緑体から有色体への遷移のプロテオーム解析は,破壊されたチラコイド生成装置および高いエネルギー生成要素と結びついた代謝のシフト類を明らかにする

Proteomic Analysis of Chloroplast-to-Chromoplast Transition in Tomato Reveals Metabolic Shifts Coupled with Disrupted Thylakoid Biogenesis Machinery and Elevated Energy-Production Components
著者 (22件):
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巻: 160  号:ページ: 708-725  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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果実の登熟中に起こる最も顕著な出来事の一つは,葉緑体を失い有色化合物が合成されることである。トマト果実登熟の三つの段階に色素体で異なった発現する蛋白質類を同定するために,比較プロテオーム解析を行った。その結果1,932の蛋白質を同定し,その1,529についてスペクトル測定法で定量化した。得られた結果を,異なる代謝あるいは制御経路の代表である六つの蛋白質類のイムノブロット分析によって確認した。葉緑体から有色体への遷移の特徴の中で,有色体形成は,i)光反応(光合成,カルビン回路,光呼吸)や炭水化物代謝(澱粉の合成/分解)と関係する蛋白質量の大きな減少,およびii)テルペノイド生合成やストレス応答(アスコルビン酸-グルタミン酸回路,非生物的ストレス,酸化還元,熱ショック)と関係する蛋白質量の増加の二つの主要な代謝シフトと関係していた。これらの代謝シフト類には,色素体がコードしカロテノイド類を蓄積する貯蔵担体の生成を行うアセチルCoAカルボキシラーゼD蛋白質の蓄積が先行した。これらの結果は,有色体分化に対する新たな知見を示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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