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J-GLOBAL ID:201202248407679562   整理番号:12A0544321

蛋白質及び蛋白質-蛋白質複合体を検出するための表面支援レーザ脱離/イオン化質量分析の使用

Using Surface-Assisted Laser Desorption/Ionization Mass Spectrometry to Detect Proteins and Protein-Protein Complexes
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 1924-1930  発行年: 2012年02月21日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析はペプチド及び蛋白質同定のための強力なツールであるが,6-アザ-2-チオチミン,2,4,6-トリヒドロキシアセトフェノンなどの有機マトリックスでは被検質の不均一結晶化のため,再現性が乏しい。一方,マトリックスとしてナノ物質を用いる表面支援レーザ脱離/イオン化質量分析(SALDI-MS)は,いわゆるスイートスポットに関連した問題を最小化できることから,本研究ではα1-抗トリプシン-トリプシン及びIgG蛋白質Gを含む蛋白質及び蛋白質-蛋白質複合体を検出するためのHgTeナノ構造を用いたSALDI-MS法を開発し,良好な再現性と感度でこれらの複合体を検出できることを明らかにした。蛋白質及びその複合体の検出感度に及ぼす界面活性剤及び金属イオン濃度,pH,試料マトリックス中の被検質濃度など,いくつかのパラメータの影響を調べ,Brij 76界面活性剤及びZn(II)イオンの存在がピコモルレベルでのα1-抗トリプシン-トリプシン,IgG蛋白質G複合体などの検出を可能にすることを確認した。Zn(II)の存在は複合体へのその高い親和性によって,Fe(III),Co(II)またはCu(II)よりも,蛋白質-蛋白質複合体の検出をよく支援した。HgTeナノ構造を用いたSALDI-MSアプローチは他の蛋白質及びそれらの複合体の検出にも有用とみられる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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