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J-GLOBAL ID:201202248458090237   整理番号:12A1080497

ダブルホットサーモカップル法を用いたモールドフラックス結晶化のその場観察および調査

In Situ Observation and Investigation of Mold Flux Crystallization by Using Double Hot Thermocouple Technology
著者 (5件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 925-936  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,低炭素(LC)と中炭素(MC)鋼の鋳造用モールドフラックスの結晶化プロセスをダブルホットサーモカップル(DHTT)法を用いて検討した。その結果,LCモールドフラックス(低炭素鋼鋳造用モールドフラックス)が1773K(1500°C)~1073K(800°C)の温度勾配に曝された時に,低温側サーモカップル(CH-2)で最初にガラス相が生じ,続いて微細結晶が溶融体/ガラス界面で析出し,ガラス側に成長し,その後液相に進む事がわかった。しかしながら,MCモールドフラックス(中炭素鋼鋳造用モールドフラックス)が上記と同じ温度勾配に曝された場合には,CH-2で結晶が直接生成した。MCフラックス結晶の成長速度は,LCのそれよりもはるかに大きかった。走査型電子顕微鏡(SEM)およびX線エネルギー分散分光法(EDS)による調査結果から,LCモールドフラックス中で形成する結晶は主にデンドライト状カスピダインCa<sub>4</sub>Si<sub>2</sub>O<sub>7</sub>F<sub>2</sub>結晶であり,液相から生じる結晶はガラス相から生じる結晶よりも大きいことがわかった。MCモールドフラックスの場合は,早期に析出した結晶は大きなデンドライト状Ca<sub>4</sub>Si<sub>2</sub>O<sub>7</sub>F<sub>2</sub>であり,一方後期に析出した結晶は等軸Ca<sub>2</sub>Al<sub>2</sub>SiO<sub>7</sub>から成っていた。これらのDHTT法による測定結果は,時間-温度-変態(TTT)ダイヤグラムおよびX線回折(XRD)分析結果と一致した。Copyright 2012 THE MINERALS, METALS & MATERIALS SOCIETY and ASM INTERNATIONAL Translated from English into Japanese by JST.
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鋳造に関する各種技術 
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