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J-GLOBAL ID:201202248472992847   整理番号:12A0972679

トロール網の実験による漁獲効率推定値で調整した北海道南東沖海底における海産大型植物堆積物のバイオマス

Biomass of marine macrophyte debris on the ocean floor southeast of Hokkaido Island adjusted by experimental catch efficiency estimates
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号: 1/2  ページ: 11-22  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: Y0372A  ISSN: 0503-1540  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海産大型植物は成熟期に繁茂して最大のバイオマスを達成したのち,海底から脱落する。その一部は海岸に打ち上げられたり,その場で枯死するものもあるが,多くは沖合いに輸送される。しかし輸送された大型植物に関する情報はほとんどない。北海道南東(北西太平洋)沖の深海底における海産大型植物堆積物のバイオマスを評価するため,2008年の夏季に深さ330~920mの海底でトロール網による底引調査を実施した。その結果,24回中20回(83%)のトロール網漁獲物中に海産大型植物が確認された。in situバイオマスを推定するため底引トロール網の漁獲効率を計算した。アカモク(Sargassum horneri)についてトロール網の漁獲効率は16.7%と推測された。この結果に基づき,海底の平均堆積密度は50.0mg湿重量 m(-2)と計算された。海産大型植物堆積密度のうちホンダワラ類が70.0%,コンブ類22.1%,海草7.8%,その他褐藻類と紅藻類が0.1%であった。量的に多いホンダワラ類は沿岸の有光層から沖合の深海底への重要な炭素輸送の担い手であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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海藻類  ,  植物生態学 

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