文献
J-GLOBAL ID:201202248509162521   整理番号:12A0230640

最近の自動車燃料と蒸気のVOC組成及び受容体モデル化のための共線性解析

VOC composition of current motor vehicle fuels and vapors, and collinearity analyses for receptor modeling
著者 (2件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 951-958  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動車燃料の処方は,燃料サイクルを通して生じる蒸発と排気ガスの大きさと組成を変えることができる。ガソリン以外の自動車燃料の揮発性有機化合物(VOC)組成に関する情報は,特にバイオエタノールとバイオディーゼルブレンドではわずかである。本研究は,4つの現在商業的に入手可能な燃料,即ちガソリン(<10%エタノール),E85(85%エタノールと15%ガソリン),超低硫黄ディーゼル(ULSD)とB20(20%ダイズバイオディーゼルと80%ULSD)の液体と蒸気(ヘッドスペース)組成を調べた。純燃料とヘッドスペース蒸気両方のガソリンとE85の組成は,芳香族とn-ヘプタンによって占められていた。その低ガソリン含量に関わらず,E85蒸気はガソリン蒸気に比べていくつかのVOCsを高濃度で含んでおり,その処方の調整によるようであった。温度変化は,ガソリンに比べてE85の17VOCsの分圧を大きく変化させ,そのVOC組成を大きくシフトした。B20とULSDは,C<sub>9</sub>からC<sub>16</sub>のn-アルカンと低レベルの芳香族によって占められ,この2つの燃料は同じようなヘッドスペース蒸気組成と濃度を有していた。蒸気-液体平衡理論を用いて予測したヘッドスペース組成は測定値と密接に相関しているが,E85蒸気濃度は予測より低かった。分散分解分析を基に,ガソリンとディーゼル燃料とこれらの蒸気VOCは区別できたが,B20とULSD燃料と蒸気は高度に共線性であった。これらの結果を用いて,特に放出源を割り当てるレセプタモデルでの排出と曝露に関係する燃料を予測でき,そして共線性解析はガソリンとディーゼル排気を特定できることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃料油  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  その他の汚染原因物質 

前のページに戻る